1964-02-13 第46回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
大体昭和三十年度以降、明確な技術革新ブームが見られるわけでございますが、このブームの過程で、いわゆる高度成長の過程で道路、港湾のラッシュ、国鉄の相次ぐ事故、公害問題、下水、し尿処理等のいろいろな不都合、このような社会的間接資本のおくれが、生産隘路並びに国民生活の重大な脅威になっているというのが現状でありますから、三十九年度におきましては民間投資の伸び率よりも財政の伸び率を大きくする、あるいは民間投資
大体昭和三十年度以降、明確な技術革新ブームが見られるわけでございますが、このブームの過程で、いわゆる高度成長の過程で道路、港湾のラッシュ、国鉄の相次ぐ事故、公害問題、下水、し尿処理等のいろいろな不都合、このような社会的間接資本のおくれが、生産隘路並びに国民生活の重大な脅威になっているというのが現状でありますから、三十九年度におきましては民間投資の伸び率よりも財政の伸び率を大きくする、あるいは民間投資
その理由は、三十二年度の経済は、消費水準の上昇が続き、依然として七、八%の経済拡大が予測され、下期における輸出の伸びの停滞による国際収支の悪化と、生産隘路を主要原因とする生産コスト高のおそれを警戒して、過度の財政膨脹を予防いたさねばなりません。
言うまでもなくこの二枚看板を実現するためには、二千億程度の自然増収というやつを当てにしたものでありますことは御承知の通りでありまして、この二千億の自然増収を当てにするためには、昨年からずっと続いてきたところのこれまで通りの景気がよくて、第一には昨年末から明らかにぶち当ってきましたところの生産隘路、特にこれは水田さんが担当されなければならぬことになると思いますけれども、電力、鉄鋼、輸送等を中心にした生産隘路
物価は昨年中は卸売物価一〇%、消費者物価三・二%の上昇でありましたが、三十二年度は、財政の膨脹と民間設備投資需要等が同時並行いたしますので、鉄鋼、輸送、電力等の生産隘路のために、通貨膨脹と生産との間に時間的なズレが生れまして、鉄鋼、セメント、石炭、重油等の基礎物資の値上りは必然となりはしませんか。
この点の生産隘路が打開されない限り、日 本の経済と物資面において、やはり動力方面からの圧迫を受ける。国際収支の改善にも自然響いて、なかなか骨が折れるごとと思うのであります。
生産隘路とその打開策に関しましては、融資の円滞とこれによる資材の現品化の促進、各種資材、特に鋼材その他の増配並びに労働問題に対する適切なる措置を要すると認められるのであります。保安関係におきましては行政主管官職を速やかに決定して、保安行政の刷新をはかる必要があると認められます。
以上、大体現在の紡績工業の生産計画と現況を申と上げましたが、次に進んで現在及び將來の生産隘路とその対策につきまして御報告申し上げます。 まず原綿の希望輸入数量でありますが、これは混綿又は操作上一應の在庫を必要といたしますから、百二十万俵を必要とするものであります。綿花の輸入計画は、最終的決定は一應年間百六万俵を目標としているのでありますが、現在綿花の買付は大分困難な炊態であります。
從つて生産増加の場合に至りまするならば、この珪肺は大きな生産隘路となつて現われて來ることが明らかになつておると思うのであります。日本経済再建のためにも、生産増加のためにも、「よろけ」にならない労働條件、即ち安全、健康、快適な作業環境が地下に実現しなければならないと信じておる者であります。
しかし生産隘路が種々ございまして、五百トンまではいかないようでありますが、相当程度の生産はできると思います。なお來年度は約九百トンの生産計画をもつて生産をやつております。それにつきまして農藥の原料の確保も相当程度までは確信をもつております。
その要旨は、まず現行鮮魚介價格は他の物價に比し著しく低廉であつて、生産隘路の眞因をなしているから、現在の價格を漁業採算のとれるまで引上げること、及び漁業資材の適正適量配給を即時實施することを陳情しておるものであります。これも本委員會においてしばしば政府當局より説明されたものでございますから、特に意見を求める必要はないものと考えます。 —————————————
その次にはまた「生産工場又は事業場の生産隘路の打開、資材の炭鑛向出荷の把握及びその促進を政府みずから行う、」政府は例によつて、民間のエキスパートをどんどん起用していくと言われるであましようが、とうていこういうことがお役所の方にできるはずがない。
○吉田政府委員 生産隘路はいろいろございますが、主として資材の點が一番困難な問題であろうと考えております。從つて、それにつきましては、その資材の擔當の各部局と部局とを連絡いたしまして、この資材のお世配をする、こういうことを考えております。なお資金等も同じく隘路の問題としてあげられると思いますが、これらの點も、石炭廳のそれぞれの係りにおいて、お世話できるものと考えております。
石炭生産用諸資材の生産工場または事業場の生産隘路の打開、資材の炭鑛向け出荷及びそと速進を、政府みずから行うことにしたいと思います。 さらに第四として、諸對策に對する機構の整備でありますが、開發計畫の策定、新炭田調査、資材資金の斡施等を實施するために、政府に必要な機構を整備しまして、必要なる職員の充實を速やかにはかりたいと思います。
今、亞炭を増産する問題といたしまして、ここに取上げなければならない大いなる問題は、第一は生産隘路の打開であります。第二には、現在の配炭公團の運営をして眞に民主化たらしめることであります。第三には、労働者の生産性を最高度にまで昂揚せしむるの途を講ずることでございます。
ただいま生産隘路としての御指摘の、從來のひもつき関係の点でございますが、これは從來のひもつき関係も、統制上支障のない限り考慮いたしまするとともに、ひもつき整理資金はすでに六千万円支出いたしまして、残額は調査の上支出する予定になつておる次第でございます。 さらにまた配炭公團のことに対しまして、いろいろ御説がございました。
あとは魚價に關する分があるのでありますが、これは佐賀縣漁民大會代表、現行鮮魚介價格は他物價に比し著しく低下であり、生産隘路の主因をなすものであるから、漁業採算の取れるまで引上げろ。それから第二は漁業用資材の適正適量配給を即時實施するようにして貰いたい。それから同様の陳情が瀬戸内海の水産連合會、これもさつきと同様の陳情であります。
目下商工省といたしましても、鉄鋼の生産隘路の打開に必死になつておりまするが、何分鉄鉱石、銑鉄、燃料等の輸入が、ただいま和田君の申されましたように、当初の予定通りまいりませんので、現在のところ、打開策といたしましては、ただいまの御質問者の御計画と同様な方向に沿つて極力善処する以外に方途はないと思われる次第でございます。
現在生産に從事しておる平和なうちに、こうした論議それ自體が、生産に非常に影響しておるという事實だけを御報告いたしまして、生産隘路の一つの事實として申上げておきたいと思います。 それからさらに炭價政策の問題であります。
その生産隘路については、すでに論じ盡され、今さら蛇足を加える必要はないと思うのでありますが、ただ日本の炭坑は、営利観念に基く私企業としては、もはやその妥当性を失うに至つたものであるという一点だけは、強調いたしたいのであります。